本装置は、RGB色彩輝度カメラで液晶パネル、有機EL等の被写体をとらえ面全体の輝度、色ムラを二次元色彩輝度分布として測定する、再校正のいらない低輝度測定用高画素色彩輝度計です。また、長期に測定安定性が求められるインライン検査、測定に 最適な高画素色彩輝度計です
- 色彩輝度カメラはRGBカラー素子のため経年変化が少なく、再校正の必要がありません。
- 色彩輝度カメラはXYZフィルターと違い、素子内RGBフィルターの為、機器間誤差が非常に少ない。
- 色彩輝度カメラは輝度値の測定再現性が12時間±1%以内です。(当社標準光源にて)
- 1536x1152画素の全データを色度輝度計測して、CSVファイルとして保存が可能です。
- ハイダイナミックレンジ(HDR24bit)で計測して、1677万 対1の表示ができます。
- ヒストグラム測定で被写体全体を1Pixel単位での最高,最低,平均輝度,標準偏差を表示できます。
- 外部機器より当装置をリモート制御で全画素を転送するインライン検査装置になります。
- 受光素子
- 1/1.5型ブログレッシブスキャンCMOS画像センサー(RGBカラー)
- 画素数
- 1536x1152 Pixel、Zoom2
- レンズ
- 標準12mm(水平38°垂直28°)
- オプションレンズ
- 広角 5mm(水平82°垂直53°)
- オプションレンズ
- 望遠35mm(水平14°垂直10°)
- 測定輝度範囲L
- 0.005~12,000 nit(cd/㎡) (出荷時校正)
- 測定輝度範囲M
- 3~250,000 nit (出荷時変更可能)
- 測定輝度範囲H
- 6~500,000 nit (出荷時変更可能)
- 輝度測定精度
- 出荷時±2% (当社基準光源にて校正) (再校正の必要がありません)
- 輝度再現性
- ±1% (当社基準光源)
- 輝度直線性
- ±1% (当社基準光源)
- 面内輝度均一性
- ±2% (当社基準光源)下記データ参照
- 輝度分解能
- 12bit(4096諧調) または HDR24bit(16777216諧調)
- 色度精度
- ±0.001 (当社基準光源)
- 色度再現性
- ±0.001 (当社基準光源)
- 計測時間
- 640m秒(10bit、輝度10nit以上) または 20秒(HDR24bit)
- リモート制御
- 外部機器より当装置をリモート制御で全画素を転送可能です。
- 精度保証温度
- 23℃±2℃ 湿度60%以下結露ない事
- 動作温度電圧
- 0~40℃ AC100~240V(50,60Hz)
- 装置の外観
- カメラ、PC(Windows10)、ソフトウェア含む一式で出荷
二次元色彩輝度計は均一性評価装置ですからレンズの収差特性は最重要項目です。
画像の中心と周辺での輝度差は装置の性能を左右します。
これを実測できるメーカーは当社のみです。
何故ならばレンズのシェーデング特性を調べるには測定する基準光源の輝度均一性が
ほぼ100%の基準光源が必要です。
当社は輝度均一性99.5%の基準光源を自作して使用しています。
他社が実測データを出せないのは均一な基準光源を持っていないからです。
当社レンズ
他社レンズ(二次元色彩輝度計は輝度値を測定するもの、このレンズは適さない)
1.概要
「EyeScale-装置 リモート制御 SDK」は、アイシステムの「EyeScale-装置」を外部機器からリモート制御するためのソフトウェア開発キットです。EyeScale-装置との通信用関数が含まれ、外部機器上で動作するリモート制御プログラムを容易に作成することが可能です。
2.構成
SDKは以下の構成となります。
- ソフトウェア
- リモート制御ライブラリ(※1)
サンプルプログラム(C/C++)
- ドキュメント
- プログラマーズマニュアル
※1. リモート制御ライブラリはC言語スタイルインターフェイスを持つWindows DLLのみのご提供となります。その他の言語、OS用のライブラリは含まれておりません。
全点転送コマンド例